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2010.11.16

「新印象派」と色の概念

先週、鳴門界隈のゴルフ&観光をしてきましたが、
その足で大塚美術館に行き、絵画鑑賞をしてきました。

久々に名画と対面する時間。
いつ見てもいろんな角度からの発見があるのがいい。

大塚美術館は、名画の永久保存を目的に陶板に特殊印刷を施したいわばレプリカの美術館なのですが、点数の多さがハンパ無いし、実寸で作られているため
レプリカでも本物同様の迫力を体感することが出来ます。

そして、目の前で見たり触ったり一緒に写真を撮ったりすることも出来るという点では、観光にはうってつけの施設ではないかと。
私もムンクの叫びと一緒に記念写真を撮りたい衝動を抑えつつおりました〜coldsweats01
何だかデザイナーがしちゃいけないことのような気がしてsweat01

オルセー、ルーブルなどにある世界中数々の名画がこの場所で一同に見ることができるという、まるでリアルな美術書のような役割を持つ場所だと思います。

数々の名画のなかで私が一番印象に残ったのは、
新印象派の3原色の発見について。

色は、パレット上でぐちゃぐちゃ混ぜない。
キャンパス上に赤、青、黄を置いていくだけ。
それらの密度や割合、配置の仕方によって遠くから見ると、ある色になって見える、というものです。
赤い点と青い点を同じくらいの分量で交互に載せていくと紫になりますね。パレットに混ぜて描くと赤に黄色が含まれているので濁ってしまいます。でも、点なら、目の中で光として認識されて混ざるので、濁ることなく、綺麗な発色の紫に見えます。

その「点描」という手法が、色をもっとも鮮やかに表現する手段ということに、その当時の新印象派の人たちは気づいたのだそうです。
1880年代なので、カラーテレビのない時代です!
あの有名な帽子の人々の絵「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は、
カラーテレビの原型といえるのではないかしら?

絵を間近でよく見ると、赤と青・黄の3色を点で描いています。
その緻密さ!すごい根気も必要ですが、化学実験のような創意工夫をされていたことにすこぶる感心します。

こういった活動が、私たちデザインに携わる者皆が学んできた「色彩論」「色彩学」の元を作っているのです。
歴史は切っても切れない貴重なものだといえますね。

この苦労があって、今がある。

デザイン、イラストを志している方々は、美術史・デザイン史をしっかり学んでみてください。アイデアのヒントは過去にアリ!です。
私も学び直すわ〜。

そして、教材として、大塚美術館はすごくオススメです。
行って良かったhappy01

Ootuka_2

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